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片田稲荷には浦島太郎が祭られています。
その他、龍宮伝説がいくつか存在します。ちょっと視点を変えると、浦島太郎の謎解きができてしまいます。
浦島太郎の「浦島」は「宇羅志摩」(または宇羅志麻)とも書きます。志摩の国の場合、豊受大神宮に関係しているので、「龍宮城へ旅立った」と言うところまでです。この話の変形版が「龍宮へ行った海女」、「龍宮の井戸」などです。この300年後の話が丹後の国の話になります。
視点を海の底=黄泉の国とするとギリシャ神話に出てくる話だと気がつきます。
この民話に酷似した話が、オルフェウスの黄泉の国行き。ちょっと紐解いてみましょう。
志摩の國狭槌神は豊受大神と同一神でもあります。
この神様を星に喩えると、琴座のベガ(織女星)で、その傍らの平行四辺形が菜切星。
この琴座はアポロンの竪琴ですが、元はオルフェウスの物で後にアポロンが譲られたものです。
浦島太郎は豊受大神宮が建立した年に龍宮城に旅立っています。そして、志摩には龍宮に行った海女の話など龍宮には事欠かない程の民話が残っています。
浦島太郎が志摩で祀られているのは片田稲荷。麦崎を挟んでその沖には龍宮へと繋がる和具大島があります。
志摩には補堕落渡海という信仰が有り、海中は神の国であるとともに死者の国でもあります。
浦島太郎は海の中へと行く訳ですが、志摩の信仰に合わせれば死者の国に行くことになります。
ちょっと視点をかえると、豊受大神の同一神の市杵島姫尊の妹は多岐都比売命ですが、死者の国の女王、ペルセポネに相当する神様です。
オルフェウスの妻はエウリュディケですが、浦島太郎の妻は乙姫となり、エウリュディケ=乙姫と言う事になります。
浦島太郎は乙姫と一緒に楽しい一時を過ごしたあと、乙姫に決して開けてはならない玉手箱を貰います。何故玉手箱というと、玉手箱=妻の持ち物で、中をあけると言う事は妻をのぞき見るという事になります。
エウリュディケも振り返らない様にオルフェウスに言います。つまり、玉手箱の意味と同じというわけです。
浦島太郎が地上に戻ると時間は何百年(300年程度)進んでいました。
乙姫と居た時間が300年もの時間と言うことになります。
オルフェウスの妻のエウリュディケはドリュアスと呼ばれる木のニンフで、一緒にいると何百年も時が過ぎるとされています。
乙姫=エウリュディケであれば見事にドリュアスの力が働き、浦島太郎を時間旅行させてしまったと言う事になります。
乙姫は亀姫とも呼ばれていますが、亀姫をエウリュディケと同じドリュアスのアトランティエに置き換えると見事に亀姫の役を演じてくれます。
アトランティエは50人の母親で多産の象徴でもあります。つまり、亀が多産の象徴であることと同じです。
浦島太郎は一緒に奥さんを連れて帰ることはできませんでしたが、連れて帰るのに成功したのが大己貴神。豊受大神のもう一つの姿が三穂津姫命、さらに同一神が須勢理姫命。大己貴神は黄泉の国(根の国)に行って連れて帰ってきます。
処で、オルフェウスって詩の達人、神様ですが、仏教の世界でいえば文殊菩薩。國狭槌神や、三穂津姫命、豊受大神、須勢理姫命と同じになります。しかも、これらの夫婦、日本の神話、民話でも、ギリシャの神話でも仲の良い夫婦の話です。しかも、オルフェウスの竪の星は織女星で星の世界でも同一です。
なぜか、日本も、中国も、ギリシャも織女星に仲の良い夫婦の話が集中しています。