わらじ祭り

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漫画・小説に登場する波切の神様たち

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ギリシャ神話によく似た志摩の神様たち

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「かんなぎ」は一迅社のComixRexにて掲載されていた漫画です。

アニメ化され、中部地方ではCBCが放送を行いました。

風景のロケハンは仙台市を中心とした地域ですが、人物、神様の設定は志摩市です。数多くの映画、アニメの設定が組み込まれ、その殆どが波切及び志摩市でロケされた映画、波切を舞台に書かれた小説が元ネタになっている漫画とそのアニメなどなど、数多くの志摩特有の設定が組み込まれています。

元々はアニプレックスの社長、夏目公一朗さんのライフワークである「学校の怪談」のスピンアウトした作品の様で、映画監督の小津安二郎に造詣の深い山本寛さんが参加している事からも小津安二郎生誕100周年を記念して開催された『三重映画フェスティバル2003』に合わせて製作されたアニメの様です。

三重映画フェスティバル2003は小津安二郎が三重県で唯一撮影した映画「浮草」を中心に行われた映画祭で、国内外から映像関係者などが集まり行われたフェスティバルです。「浮草」は志摩市大王町波切の街中を舞台に、浜島町浜島の造船所付近、阿児町志島などで撮影された映画です。

製作会社のOrdet代表取締役でもあり、監督でもある山本寛さんは小津安二郎に心頭している方としても知られ、作品中、小津安二郎に関係する物が至る所に現れています。丁度、この頃関わった人物、志摩市で撮影された映画などが参考にされいます。製作手法は、「小さき勇者たち〜ガメラ〜」と同じ、最初に企画があって、漫画家の武梨えりさんが漫画化したものと思われます。

一迅社の編集者の

また、七ヶ浜町と波切とは無縁でもなく、お寺を通した交流があります。

企画に参加しているのが夏目公一朗 さんで波切で撮影された「学校の怪談4」と同じ題名の「学校の怪談」をアニメ化しています。「学校の怪談」を参考にしているのが竜騎士07さんで、サークルの07th Expansionを友人同士で立ち上げています。武梨さんとは二次創作をしたりされたりの間柄なのでこちらの方もかなり影響を与えているのかもしれません。後の竜騎士07さんの作品中にも賢島や近鉄沿線などの地名を人名の参考にした作品「大神隠し」が作られています。

Ordetの山本さんと、A-1Picturesの社長さんと、三重県出身のボンズの社長さんと、漫画家の島本和彦さんの友人関係で作られたのが、StarDriver輝きのタクト。ALL三重県ネタです。

使われた神様の素性と謎解きのヒント

主要登場人物の全員が波切神社とその周囲の神様で占められています。

この漫画の面白いところは、神様の同一性に着目しているところです。特にナギは難しく、丹波国と志摩国のローカルな信仰を使い、その上にギリシャ神話まで組み込んでいるので、民話のつながりを元に辿らないと解らない仕組みになっています。

産巣日

意外なヒントはエンディングテーマ。この題名に「産巣日」という言葉が入っています。日本でいえば、造化三神の事でこの神々が他の宗教につながっているという考え方があります。考え方をちょっと変えると、日本神話の神様かと思ったら、ギリシャ神話まで幅を広げています。ファンタジーとしている由縁はここに有るのかもしれません。また、「産巣日」は「むすび」と読みます。「むすび」の神様と言えば大己貴神と三穂津姫命(=須勢理姫命)の夫婦と気がつけば謎解きは意外と楽かもしれません。

御神木

最大のポイントは、ナギの木。熊野速玉大社のナギの木に目が行ってしまいますが、同時に春日社の木でもあります。この中で、熊野速玉大社にはざんげちゃんがいないので、ナギの木とざんげちゃんが結びつくのは春日社の方になります。一応、この時点で、仁、ナギ、ざんげちゃんの3者が春日社で揃いますが、この時点ではナギは海の神で設定が土の神と言うところで別の同一神の存在が出てくるわけです。ここからはローカルな信仰が入るのでかなり難しくなると思います。

実際には他の作品と同じく龍宮の井戸絡み。龍宮の井戸をモチーフにした作品のうち「海人舟より〜禁男の砂〜」のヒロイン、ナギが名前のモデルと見られています。

参考にされたのは?・・学校の怪談と民俗学

参考にされたのは、市町村合併前に作成された大王町観光協会のホームページ(合併後模様替えのため削除されています)、地元で撮影された東宝系の映画などです。これ以外にも古い地名を使っていますので、何らかの歴史書も参考にしているものと思います。

作者は、わざと関係者に判る書き方をしていますので、観光協会や映画フェスタなど地元に関係した実在の人物も何名かネーミングで使われています。

特に、美術部員は「絵かきの町大王」を意識した物と思われ、嵐が丘のシーンなどは市内の民話が取り込まれています。豊受大神と國狭槌神の関係、ギリシャ神話と日本の神話の類似性を巧に使っていますので、たどり着けた人の殆どは「絵かきの町大王」のサイトを利用していた学生さん達です。絵かきさんと思っていたら、大学のサークルの学生さんたちだったようです。タイミング的には、このサイトの修正途中で気が付かれたみたいです。

ただし、ホームページにはなかった組み合わせもかなりあります。

最も参考にされたと思われるのが、国立歴史民俗博物館教授の常光徹さん。この作品はかなり詳しく文殊菩薩の民俗学が研究され、しかも、ざんげちゃん、白亜の行動パターンは「学校の怪談4」のパロディが多く登場します。アニメーターの談話の中で最も世話になったのが企画の夏目公一朗さんで、そのライフワークの「学校の怪談」の原作者の常光徹さんが関与している様です。

取り合えす一迅社に聞いてみた

昨年、「間違いであれば、削除するよ」と言う事で取りあえずは問い合わせてみました。結果は「御茶を濁された」と言う感じで削除依頼もなかったし、あながち、間違いではなかったようです。

書いてから半年後、降って湧いたようにオマージュ作品のオンパレード。おっくんの種明かしをして暫くたってから、執筆再開宣言。じつは先生のブログの初期の頃、原作の神社のモデルが存在する事が書かれていたのですが現在ではうやむやになっています。一説には執筆に影響を与えたといわれる「ナギとおっくんの疑惑」(実際には大病)。そのまま放置すれば、執筆に際しまた非処女疑惑の再燃だったはずが、アルテミスとオリオンの関係だと書いたサイトは他にはなく、疑いを晴らしてしまった事も影響しているかもしれません。書くと誰かが反応を起こすという感じです。

作品中に隠れている志摩市・波切

実は、この作品、複数の作家が同じ題材を使用した作品の一つです。

基本は比売神で波切神社では四宮(春日社)の神様です。 志摩で逆境ナインが撮影された事を切っ掛けに島本和彦さんの友人の三雲岳斗さん(アスラクライン)、榊一朗さん(神曲奏界クリムゾンS)などが続けて書いている内の1作です。

先に、名古屋にいる小説家集団が「ヒカルの碁」(原作の小説)、「満月の長い夜・月光少女アンティックナナ」、「アドリアンシリーズ」、「DEARS」などを書き、現在一辻社に移籍したアンソロジー作家集団がそれを「ARIA」、「ローゼンメイデン」、「DearS」へとオマージュさせます。 この後、島本和彦さんの逆境ナインが伊勢志摩で映画化された事もあり、島本さんの友人がこれに参加(参戦?)する事になります。

この内、「ヒカルの碁」は志摩市磯部町の碁打ち、日本棋院名古屋支部の羽根九段親子がモデルと見られ、「満月の長い夜・月光少女アンティックナナ」は志摩市大王町波切が舞台となっています。 「ARIA」は「ヒカルの碁」と「アドリアンシリーズ」の2作を使い、灯里(あかり)、晃(アキラ)、アリシア(リシア)、アテナ(ヒカル)等を設定していきます。この時に、藤原氏の神様(佐為の神様)を参考にし、設定が比売神の組み合わせになります。 天野こずえさん自体が、「ヱヴァンゲリオン」などで繋がっているので、後はこれを基本系にして作られていた様です。

絵かきの学生たちと白亜の灯台(観光協会ホームページから)

大王町は「絵かきの町」を宣言しています。作品中の学生たちも絵を書き、さらにその書き方は油絵です。波切で絵を描く学生たちが好む題材のひとつが「白亜の灯台」。大王崎灯台です。「白亜の灯台」って誰が言いだしっぺかと言うと、実は鳥羽海上保安本部。その昔、白ペンキの看板に書かれた説明書きが最初。次いで近鉄の車内案内。

※このパロディが「StarDriver輝きのタクト」でヘッドを絵かきさんにしています。

波切で撮影された映画ともう一人のナギ・化物語の「撫子スネイク」に隠されたパロディ

ナギの名前は映画のヒロインから取っている様です。波切で撮影された映画、「海人舟より〜禁男の砂〜」のヒロインがナギという女性です。映画中、ナギは弁財天の浜で漁をします。「ナカキヨノ・・」の呪文は弁財天などの七福神に所縁の有るものです。

監督は堀内正直監督で、テレビ番組「マイティジャック」の監督でもあります。このマイティジャックの脚本家が藤川桂介さん。藤川さんの代表作が「宇宙皇子」(うつのみこ)で役行者の弟子がモデルになっています。この中に登場する藤原不比等が関係した神社が春日大社。波切の春日社の元となります。その春日社の宮の1つ比売神社の神様がナギ、ざんげちゃん、白亜となります。

このナギですが、泉京子さんが演じます。実は、これを「化物語」でパロディにしています。ざんげちゃんの声優、花澤香菜さん演じる「撫子スネイク」の回で、エンディングのイラストを描いた方のペンネームが、いずみ今日子さん。ナギ役の泉京子さんをペンネームの参考にしています。

コミックスの表紙に書かれた志摩の花(きらり1000選ホームページから)

コミックス4巻目の表紙絵に椿が登場します。ナギの祀られている波切神社の花で椿のトンネルがあります。同時に、ナギの化身が祀られている和具大島の町、志摩町の町木でもあります。本来は市(市場)の木なので、ナギとざんげちゃんの義母、神大市姫尊の木です。5巻目の表紙絵のユリは、磯部町の町花(本来はササユリ)ですが、高千穂遥さんのダーティペアシリーズに登場するユリに合わせている可能性があります。神話上のざんげちゃんの花はペルセポネの好きな水仙で、大王町の町花です。

「ARIA」と「学校の怪談」と「セイレーン」

大王崎の「大王」は熊野信仰で水の流れの急な所に付けられ、怖い物と言う意味でセイレーンと同じ意味です。ところが、アニメ版の学校の怪談には既にこれを考えていたのか、主人公の「宮ノ下 さつき」を演じた川上ともこさんが「ARIA」で演じた役が、「アテナ・グローリィ」。通り名が「天上の謳声」(セイレーン)です。「ARIA」の元の題名が「AQUA」でかんなぎの原作では「白亜」と「アクア」を絡めたシーンが登場します。また、ナギが「サンタルチア」をパロディにして「なんたるちあ」(サンタルチアの調子で)と言います。サンタルチアはカンツォーネの1つで、ARIAの水先案内人、ウンディーネがカンツォーネを歌っています。「ARIA」の舞台はテラフォーミングした火星で「アクア」と呼ばれ、その中の「ネオベネチュア」という都市が舞台となっています。

この「AQUA」、以前から別のところでも使われています。かんなぎの登場人物のざんげちゃんと白亜の友人、「吉田アンナ」の元ネタと見られる吉田縁さん。この方のサークル名が「NeoAqua」。吉田さんの作品中には波切を舞台にした作品があり、「学校の怪談4」と同様、志摩の妖怪の描写があります。さらに登場人物のアンティクドールのナナは探偵を演じます。作品発表から5年後、このナナとそっくりな役を演じるのが「ローゼンメイデン」の真紅。真紅役の声優沢城みゆきさんが「かんなぎ」で演じたのがもう一人のヒロイン「青葉つぐみ」となります。このネタは「StarDriver輝きのタクト」にもちょっと使われていて、タウバーンのスターソード、「サフィール」と「エムロード」の基になります。「サフィール」はサファイアの事で、その中でもスターサファイアはタクトの胸の印と同じ十文字の輝きを見せます。「エムロード」はエメラルド。エメラルドの1種がアクアマリン。「AQUA」の主人公、水無灯里の通り名「遥なる青」(アクアマリン)と言う事になります。

出来過ぎた組み合わせ・16社中13社の神様が登場(作者は現地を訪れた?)

登場人物のほぼ全員が神社の神様で占められています。合祀されているとはいえ、八幡社、天神社、浅間神社をのぞき、13社が網羅されています。社はあっても、1柱程度しか表に記載されておらず、民話上、信仰上不可欠な神様が多数います。表に出された神がキャラクタとなり、信仰はあるにも関わらず隠れている神は表には出てきませんが、同一神である場合、性格、隠れた人格として網羅されています。別の神社に移ったとされるざんげちゃんの場合は、所轄社の天真名井神社に祭神として祀られています。

「産巣日の時」のジャケットと尾道と映画(観光協会ホームページから)

ジャケットのナギの絵は原田知世さんの「原田知世2000」で使われたジャケットのオマージュです。この中に入っている「時をかける少女」は同名の角川映画(現在の角川ヘラルド映画)の主題歌です。この映画、尾道を代表する映画のひとつです。波切の別名が「東海の尾道」。尾道市を撮影した小津安二郎監督が密集した街並みを尾道市に例えて言った言葉ですが、何れも絵描きさんが多い町で映画撮影の全盛期、旅行する絵描きさんたちから自然発生的に生まれた言葉の様です。小津安二郎が好んだ町でもあるので、オマージュとして使用したようです。その小津監督の映画「浮草」の撮影場所が秋葉山の祠前。小津監督の真似を秋葉巡がアニメで行うことになります。「産巣日の時」の「産巣日」は「むすび」と読みます。仁とナギの基となった神様、大己貴神(大国主命)と須勢理姫命(=三穂津姫命)の夫婦の事です。市内で結びの神様と言えば磯部神社。五知などから来たナギが合祀されています。何れにせよ、小津監督のオマージュです。この「東海の尾道」、情報元は旧観光協会の会長さん。「東洋のニース」と言うのも同じなんだけど、どうも話を総合すると、映画の話題が多かった時期に絵かきさんの話と混在しているようです。構図を取る際に家々の建てこんでいる様を表現した様で、こちらは、フランスとイタリアに留学しその後、波切の絵を多く書いた藤島武二かフランスにいた経験のある平賀亀祐の何れかの様です。この「浮草」をイメージしたのが水前寺清子さんの「浮草」。水前寺さんの代表作が「365歩のマーチ」で、ヱバンゲリヲン・新劇場版でマリが歌う事になります。

3つの波切神社(波切不動)と龍宮城(観光協会ホームページと学校の怪談から)

海神の祠のシーンで登場します。神様が志摩市、シャチが太地町、祠が鵜戸神宮の祠。何れにも波切神社又は波切不動があります。また、ざんげちゃんが魚の踊りを見せられます。龍宮城ネタで、灯台近くにある店の名前であると同時に、志摩に残る龍宮伝説です。

同じパロディが「ヱヴァンゲリヲン・新劇場版」の「綾波、式波、真希波」という3つの波パロディ。アスカが榊一朗さんの紅の殲滅姫、コーティカルテのパロディでナギ。マリがマリア+火山(イラス火山)+トリアス(ドリュアス)で榊一朗さんのペルセテ+ドーリスライのパロディで、ざんげちゃんと白亜に相当します。

この部分は「学校の怪談4」、「海人舟より禁男の砂」のネタが使われています。

ここで、溺れさせ、穢れを払うシーンがあります。ダンダラボッチの民話の元ネタである熊野大社の民話を参考にしているもののけ姫で使われた手法です。もののけ姫ではアシタカが溶けたシシ神の液体に溺れ、穢れを払われます。

おっくんのパイレーツルックと巨人の星ネタ(観光協会ホームページから)

波切は、九鬼水軍の町でもあります。そして、船越は巨人で活躍していた大道選手の出身地でもあります。タイミング良く、この2つがくみあわさっています。

施設、名前が登場人物名に(観光協会ホームページ・コンベンション機構ブログから)

御厨(みくりや)は、この地方に有ったもので、本作の場合は船越御厨などが該当します。原作が書かれたと思われる少し前にあった映画が「逆境ナイン」。このエンディングテーマを歌ったのが岡村孝子さんです。岡村孝子さんを意識したものがマイク戦士の木村貴子と名前を繋げています。芳賀の地名は芳賀島先生。ちなみに、観光協会の施設は、スタードライバー輝きのタクトのヘッドのパロディになっています。「絵かきの岬」=「絵かき」+「岬」(ヘッド・・ダイヤモンドヘッドっと同じ用法)

月姫と月光少女ネタ(観光協会ホームページから)

武梨先生のライフワークが月姫系のもので、本作もその延長線とみれば、ナギのもう一つの正体も見えてくるという仕組みです。波切で月に関係した作品と言えば、吉田縁さんの「満月の長い夜〜月光少女アンティーク・ナナ」。吉田緑さんの「吉田」、ヒロインの「アンティーク・ナナ」の頭の2文字と最後の1文字を組み合わせて「アンナ」。ざんげちゃんと白亜の友達の吉田アンナになります。途中の文字を抜いて名前を組み立てる手法はもののけ姫のアシタカの名前を作った手法と同じです。

オープニングでの雑誌とあららぎの里のパロディ

原作、アニメではセーラームーンのネタが別々に入っています。この地域の雑誌、「Nagi」の雑誌社が月兎社で、セーラームーンの主人公、「月野うさぎ」にひっかけて、パロディを組み込んでいます。原作でのパロディが「つぐみ」。つぐみをパソコンで誤変換すると「亜美」。セーラーマーキュリーの水野亜美となります。アニメではオープニングのどつき漫才のシーンで、ナギとざんげちゃんが「月に代わって」のポーズをパロディに使っています。このポーズが後の「StarDriver輝きのタクト」の綺羅星十字団の「綺羅星」という合言葉のポーズになります。「StarDriver輝きのタクト」の脚本家=「セーラームーンS」の脚本家へと繋がっています。これをネタにしたのが、「インフィニットストラトス」で束が登場するシーンです。

この時のコスチュームもパロディの1つで、わらじ祭りに関係する歌でかなり前のホームページに掲載した「花籠や においもふかき やまと竹 わが行き先は あららぎの里」と言う歌があります。「あららぎの里」は高千穂の事で、ナギ役の戸松遥さんの遥と高千穂を掛け合わせると、SF作家の高千穂遥さん。この方の代表作がダーティペアシリーズ。ナギがケイ役で、ざんげちゃんがユリ役になります。シリーズのイラストレーターが安彦良和さん。「神武」を執筆された方で、祭神がナギの祭神と同居の神様で、波切で言えば火祭りの神話の元ネタになる部分を書かれています。

ハロー大豆の歌と、どっこい大作

作品中に出てくる「ハロー大豆の歌」の作者がどっこい大作となっています。どっこい大作の放送年に中学生相撲の全国大会で優勝した学校が波切中学校。同じ手法の歌のパロディを使ったのが「ヱヴァンゲリヲン。新劇場版」の365歩のマーチ。「浮草」を歌った水前寺清子さんの歌ですが、歌を絡ますときはかんなぎに限らずスポーツ繋がりにしています。

 

今後の展開予想は?ハッピーエンドを目指した?

物語としては1/2程度来た辺りではないかと思います。

この後、仁がナギの穢れを払うことや、ナギの中の神様の部分、ざんげちゃんと白亜の行く末など数多くの謎解きが残されています。アニメでいえば13話×2期だと、現在のコミックス+1巻程度でその他の謎解きができません。おそらく52話程度+OVA数本は無いと物語が完結しないのではと思います。

丹波の国、三保の松原などの民話では、悲しいかな、ナギと仁は別れてしまいます。

ところが、志摩では今も仲睦まじく、元旦には仁の使いがナギに竈の火を送り届けたり、農作業の始まりには使い(紫乃)を出しています。(これが波切の火祭り伊雑宮の御田

志摩の神様たちを多く使っているのは、ハッピーエンドにしたいという作者の思いがあるのかもしれません。

 

登場人物の設定を探ってみよう。

 

→かんなぎの登場人物 御厨仁・ナギ・ざんげちゃん・白亜・青葉つぐみ

→かんなぎの登場人物 その他